Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

2011-01-01から1年間の記事一覧

夜の彷徨

少年の頃、真夜中に目が覚め、全てが眠ったかのような静寂のなかに覚醒し時計が時を刻む音に支配される。そんな時遠くから 貨物列車の通過音が微かに届いてくる。 そんな取り返しのつかないあの頃の空っぽさが心に刻まれてる。 真夜中の心の彷徨いは純粋で儚…

戸塚ヨットスクール

戸塚ヨットスクールへ中学の頃通っていたことがある。 でも問題があったわけじゃない。その頃はヤマハとタイアップしてオリンピックセイラーを養成しようという、ヤマハマリーナ浜名湖でのヨットスクールだった。 堀江謙一の「太平洋ひとりぼっち」「単独無…

五感に訴えるモノづくり

映画で観たり小説でイメージした情景を実際に見たくなる。訪れた尾道の旧市街は映画で憧れた以上のものがあった。五感を刺激する。特にあの独特な枯れた街の匂いと、向島との海峡から、斜面にへばりついた家々に昇ってくる空気の匂いとか色が、なんともいえ…

Ciao Marco R.I.P #58SuperSic SAYONARA!

マルコ・シモンチェリのお葬式を見てた。もの凄く温かくて愛があって、誓い合い唄い、マルコを皆で拍手で迎え送り出す。悲しいけど心温まるお葬式。みんな平服で形式ばっていないけど気持がすごく伝わってくる。マルコありがとう。君がいなくてもみんなで頑…

ゆっくりと流れる時間

娘が小学校に上がった頃。僕の仕事場へ帰ってくる通学路は一本道。 遠くから娘が歩いてくるのを見ていた。道端の草花を1本1本座って見ている。 まるで時が止まっているかのように。それに接した時に、もう取り返しがつかないくらい遠くへきた気分になった。

神童だと勘違いしていた河童の話

幼稚園の頃ウサギ小屋の写生会とかあるよね。僕のウサギの絵がすごく良いよと先生が褒めていると、母親が教えてくれたことがある。嬉しかったけど何だか意味が分からなかった。そしてその後教室の裏に貼り出されいる皆の絵を見て愕然とした。僕の絵だけ正面…

星になったリンゴ

「今日が人生最後の日なら、今日することは自分のしたいことだろうか?」 「僕だったら泉に向ってゆっくり歩いていくよ」スティーブン・ジョブスと星の王子様の会話

「天国への階段」  レッド・ツェッペリン

There's a lady who's sure all that glitters is gold And she's buying a stairway to heaven. お金が全てだと信じている女がいる。 彼女は天国への切符をも買おうとしていた。 When she gets there she knows, if the stores are all closed With a word …

サヨナラフジサン

ある意味フィルターの役目をしている「sayonarafujisan」のアカウントには実は意味がある。高中正義さんの1976年の隠れた名曲「サヨナラ・・・FUJIさん」のタイトルが長い間印象付けられていたのもある。今春の東日本大震災は、大きな試練で下手すれば日…

想いは繰り返す

auユーザーとして実に悩んでいる。今使っている機種はなんとcdma1規格で小中山携帯とネタ扱い。終わりの日は近い。ウワサどおりiPhone4Sのauリリース。石器時代から21世紀へワープするかのような期待感。でも個人的にはマストでない。あのグラフィック系の…

多様性の森

茂木さんの朝の連続ツイートhttp://togetter.com/li/195773は刺激になるなあ。ネットは「多様性の森」と。なるほどです。森の中でいくら持論を展開しても街の民の耳には届かない。街に暮らす民は森にあらゆるものを放り込む。邪悪なもの、口減らしの子供たち…

星の王子様

知人のフランス旅行記でサンテグジュペリを思い出した。空港の名前にもなっている世界的に有名な作家で、広くは「星の王子様」で有名だ。またその自由奔放なサンテックスの人間性も興味深い。放蕩息子で女好きで金にだらしなくて、大言壮語癖がありそれを懲…

空が空っぽだった頃

1983年初秋 ヤマハの50ccのメッキのヘッドライトカバーに、透き通るような青空と綿雲が、流れるように描き出されていた。青空のプラネタリウムがそこにあった。 2011年のある初秋の朝、あの日あの時のような天気が広がっていた。村々や田畑、森たちの通りす…

戦争のための戦争

戦争の動機、責任放棄については様々な説がある。思うにやはり根底にあるのは、貧困と無知が故の悲劇。貧困については国土的なもので仕方ない。無知については教育制度の充実。皆が知恵を付け伸ばし合っていく必要がある。だが狡賢くなっただけで、個人(組…

統計とサンプリング

茂木健一郎さんの話http://togetter.com/li/191474 そもそも、統計には限界がある。「5年後に生存している確率が30%」と言ったって、自分が実際に5年後に生きているかどうかは0%か100%のどちらかだ。それでも統計的真理を追うのはある程度は仕方…

プライド

中途半端なプライドほど生きて行く上での障壁になる。数年前それに気が付いてからグッと気分が楽になった。それは決して逃げたり自暴自棄になるわけではない。障壁と表現したようにプライドはまさに壁そのもの。 心の壁に腰掛けて外敵へ石を投げつけ威嚇した…

つぶやき

自分のツイートをまとめたもので、ツイッター構成の文節になっています。多少訂正してありますので実際のツイートとは異なります。ようは覚え書きです。

学問のすすめ

茂木健一郎さんの9/18の朝の連続ツイート。http://bit.ly/ngqXA6「諦めるな」という反応。 感じたのは「学問のすすめ」にあるように、極端な言い方をすれば「無能な国家の下には無能な民の存在がある」ということ。それを端的に表したのが現在の姿。 結局各…

職務に残酷なまでも忠実だった人

カーチス・ルメイは冷酷な人間だけど少なくとも公平ではある。金持ちも貧乏人も、強いのも弱いのも無差別に爆撃してくれてた。 「(北)ベトナムを石器時代に戻してやる」 ルメイは1906年11月15日にオハイオ州コロンバス市で6人兄弟の長男として生まれた。父…

Roxette - It Must Have Been Love 1987

Roxette - Sleeping in My Car 1994

スターティングキット

人生に必要なものは3つある。 物差し、秤、そしてバケツだ。この3つをうまく使いこなすと積み重ねよって人生の達人になれる。しかし達人にはなるが強くはなれない。なぜなら強いやつは最初から強い。最初から持つべきもを持っているやつにな適わない。それ…

路傍の石

今年の春かな? 仕事場の前を叫びながら通り過ぎていく自転車の少年がいた。「未来少年コナン」の主人公のように飛ぶように走り去っていった。 ある日仕事の帰りによく寄るスーパーにその少年がいるのに気がついた。 「君このあいだ愛大の前を自転車で走って…

博士の異常な愛情

大空という母胎に抱かれるかのようなB52がシュールだなあ。空中給油ホースがヘソの緒のようなイメージ。

Tom Petty - Learning To Fly

厭戦感 サイパン失陥 マリアナ沖海戦 東大の女教授が太平洋戦争終焉を論ずるのにあたって、上のキーワードが印象的だった。戦争は始めるより終わらせる方が難しいだろう。飛ぶのと同じだ。

Fuckin’ Perfect

見学の時間まではまだ時間がある。駅前の沖縄料理屋に入った。 少年時代を過ごした懐かしい沖縄そばの味。夏の暑い日だった。娘がこれから見学に行く高校に通うようになって、またここに来る機会があればと思った。お酒もある。 娘の高校受験にあたり候補の…

血なまぐさい週末

中国の高速鉄道の事故。 追突側の運転士は数十秒前からぶつかるのは分かっていただろう。どんな気持だったんだろうか?それともあきらめて最後尾に逃走していたのだろうか? 高速の物体のエネルギーは想像を絶するものがある。不測の事態を起こさないように…

羽根が生えてきたころ

高校進学 だいぶメッキは剥がれ地金は見えてきたものの、それほど成績は悪くなかったから、市内でNO2ランクの進学校である高校に進学した。後に東京の大学に進学して、地方の2流は首都圏では4流程度だと思い知る事になる。 高校生活はとにかく楽しいの一言…

Bangles Manic Monday

それぞれの月曜日がありますね。

Blondie Dreaming 1979

夜の四十万に響くイメージの曲。僕にとってのジェットストリーム。