Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

血なまぐさい週末

 中国の高速鉄道の事故。 追突側の運転士は数十秒前からぶつかるのは分かっていただろう。どんな気持だったんだろうか?それともあきらめて最後尾に逃走していたのだろうか?
 高速の物体のエネルギーは想像を絶するものがある。不測の事態を起こさないようにいかに制御するかが運行上の肝になるが、凧の糸のごとくそれが切れるとあきらめるしかない。最後の数十秒間の間に乗務員、乗客たちはどんな行動に出て、どんな気持だったのだろう。

 そして北欧の小さな島で起きた銃乱射大量殺戮事件。思想的にコントロールされた狂気の支配下に置かれた殺人者の凶弾から、一時間以上閉ざされた島を逃げ回った若者達も同様だ。犯人は信念を持って銃を乱射しているから、パニックになった犠牲者達を撃ち殺すのは訳ないことだっただろう。

 自分ならどうする?自分なら何が出来る?こういった事態が起きる度に思う。

現場では事故翌日の24日朝、落下した追突車両の最前部を油圧ショベルで破壊した。

 中国のメディア関係者によると、国内の新聞社などが宣伝部の通知を受け取ったのは24日午前。事故の報道は国営通信新華社の配信記事を使用し、独自取材に基づく報道をしないよう要求している。事故に対する当局の責任を問う声を封じ込める狙いがあるとみられる。