Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

光の世界への階段

アフターバーナーの炎と空気を切り裂く破裂音。ジュラルミンに反射する夏の光。ガソリンとセメダインの臭い。空を飛ぶってこういう感覚なんだ。初めてバイクのアクセルを開けた瞬間にそう感じた。少年の頃好きだった物はいたってシンプルだった。 社会のスト…

せやな

自分探しなんてやめたらええねん。なんぼ追いかけたかって、自分の背中なんて絶対見えへん。そんなんやったら店でキンチョール探す方が絶対ええ。おっちゃん、最近な、先週かな? そのことに気付いてん。 松本人志

ある冬の午後

河口にほど近い汽水域の河川敷に車を停めた。川幅は100m近くあるだろうか。午後の冬の川の暗く冷たい水はアウシュビッツに向かう貨物列車を連想させた。 浮上した鯨の背中のような一時の中洲に小舟が斜めに横たわっていた。しばらくして陽が落ちる時間には小…

Imitation of Life-R.E.M. 日本語訳

REMの歌詞って、ただでさえ聞き取り難い英語、難解な言い回しと暗喩、実はただ韻を踏んでいたりと実に混沌としている。 Charades, pop skill Water hyacinth, named by a poet Imitation of life. いきなりこれだもん。 だから詩をヒントにしてストーリーを…

Fighter

闘鶏マニー・パッキャオ。6階級制覇の稀代の王者で愛称はパックマンだ。 故郷を支えるために命を捧げる覚悟で戦ってきた。 宿命のライバル、挑戦者ヒスパニックの英雄マルケスとの世紀の大勝負。挑戦者は勝つために必要な全ての事は執拗なまでに追及し機も熟…