完璧な辛さ 四川花椒麻婆
頑張ります…
新人パイロットを試すように、お店のオカンが麻婆豆腐をオーダーした僕に確認してきました。
近場で火鍋が食べれるところがないかとググっていたら、火鍋ではないけど本格四川の麻婆豆腐が食べられると。
昔からあるあそこだ。旧いマンションビルディングの一階の角のテナント。全くノーマークだったし口コミも聞いていませんでした。
お店に入ると、旧く寂れたビルディングの印象とは裏腹にとても明るい店内です。右手にカウンター席とキッチン。左手にテーブル席に奥が座敷。
もう、あんたが大将といった風貌の主人ともう一人の調理人。そしてやはりオカンといった雰囲気の女性がホールを切り盛りしています。
随意小酌 川流不息
どんな意味なんだろ。
歴史を感じさせる雰囲気だけど、清潔でアットホームでとても好感がもてます。
さてさて、麻婆豆腐が出来上がってきました。
山盛りの山椒が存在感をアピールしてきます。平皿にライスが盛ってあり、これに麻婆豆腐をかけるのは何となくミスマッチ。なのでライスを麻婆豆腐のお椀に漬け絡めて食べてみます。
辛いですけど大丈夫ですか?
超絶に熱い、そして辛い。
大丈夫じゃないかも(笑)
でも唐辛子の辛さではないので、じわじわきて沸騰するような辛さではありません。それがわかるとと少し安心して、のんびりと食べていきます。
熱さがやわらいでくると、山椒が辛いだけではなく様々な風味があるとこが分かってきます。
四川花椒なんですよね。
ラーメン「竜笑」で大将が特別に出してくれたとても珍重な四川花椒に似た風味です。
完食するころにはもう愛おしくなってきます。楽しかった冒険の旅の終わりのようです。
病みつきになりますよ。
オカンはこうも言っていました。
わかりましたとも(笑)
そして翌日再訪
ランチの麻婆豆腐はいたって普通でした。
それでいいのですか?オーダー時に確認された意味がわかりました。
ジャパニーズスタイルマーボでした。
再見