Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

あしたのために(その1)

ギャグ漫画家だったりイラスト描いてたりする江口寿史さん。

氏はモデルの女性の魅力を画像データに変換して出力し、北斎画のような線と色彩表現がとても魅力的なのです。

氏のインスタグラムのアカウントは2つあります。

 

こちらは日々の情景用



www.instagram.com

 

こちらは作品用

www.instagram.com

f:id:pooteen:20170410013551j:image

Instagram


この作品用のアカウントについて、氏のツイッターアカウントで紹介がありました。

 

 努力だけではいかんともし難い個々の能力の差は如実にあるわけですが、それでも努力し続ける執念というものは作品に出てくるし、その努力というものは尊いものであると。

何かこう襟を正される思いになりますね。

 

ある程度極めてしまうと、唯我独尊、俺最高(勘違いも含めて鼓舞するための動機としては必要ですが)の大御所になってしまって、日々の精進を怠り次第に陳腐化して消えていくか、過去の遺産にしがみつくことになる。

同様なことが村上春樹さんの「職業としての小説家」でも詳しく語られています。

 

現在僕は全力疾走がほんとに短時間しかできません。ほんの一瞬の全力疾走以外はゆっくりと歩いています。つまり衰えて持続性のない瞬発力だけに頼って仕事をしている面が強いのです。

それよりも長距離ランナーのように、円谷幸吉選手のように「次の電柱まで、また次の電柱まで・・」とこつこつとプッシュし続けるような、衰えたなりの執念のスタイルで仕事をしないといけないのですが。

 

あしたから頑張る

 

あしたのために(その1) =ジャブ=

攻撃の突破口をひらくため
あるいは 敵の出足をとめるため
左パンチを こきざみに打つこと
このさい ひじを左わきの下からはなさぬ心がまえで 
やや 内角をねらいえぐりこむように打つべし

正確なジャブ三発につづく右パンチは 
その威力を三倍に増すものなり

丹下段平からの手紙より