40年の不在

40年ぶりに幼少期を過ごした岐阜の街を訪れた。 鵜飼で有名な大河を基軸とする街。 40年の間にどれくらいの水が流れたのだろう。 ずいぶんと街は変わっていた。 足の赴くままに彷徨いながら、その頃のテリトリーに近づいていった。 地図はいらない。その頃のセンサーがまだ体の中に残っていた。 街外れの山の沢から広がる…