Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

バブルより愛をこめて

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「もう意味わかんねーじゃん。『もっと欲望を持て』とか『野心を持て』みたいなことをすげー言ってくるけど、別にお前目指してねーしみたいな。その遊び方目指してねーし、何なんだと思って」と不快感を露わに

大学の就職課のリストの中から地元で一番大きな会社に電話してアポを取った。当日訪問して軽く雑談して見学。帰り際にお土産の中には、交通費が現金で実費の倍ぐらい入っていた。それにて内定。アルバイトより簡単だった。

就活はそれにて終了。それからしばらくして入社試験の日に形だけ呼ばれて、別室に軟禁されて他の内定者と遊んでいた。

修学旅行のような新入社員研修に、初回からボーナス満額。下請けさんに買ってもらった車に乗った先輩に、毎日のように飲みに連れ回された。下請けさんの社員旅行や宴会にも拉致されるように出た。

温泉旅館を貸しきっての大宴会。下っ端だから芸者と野球拳やらされるわけですよ。そりゃ人権のない二等兵としてやりますよ、ハイテンションで。

泥酔して風呂場の洗面台を破壊してひっくり返る先輩。後日旅館から粉砕した洗面台の請求書が数十万来て部長が切れてる。

「誰だバカヤロウ!」

(あ、○○さんですよ)

親切に教えてあげましたけどね。

つまんねーよバーカバーカバーカ。

『もっと欲望を持て』『野心を持て』
熱く語る先輩。

会社の金、つまりお客さんや下請けさんの金で飲んでるくせに、エラソーなこと言ってんじゃねーよ。セクハラし放題してんじゃねーよ。

それが僕にとってのバブルでしたね。
糞食らえ。

今でも年一で海外旅行とブランド物のバッグとか、最低でもゴルフか小ベンツに乗ってランチとか、未だにバブルの亡霊を追いかけているような同世代を見るともうね…

大量採用で今や組織のお荷物に成り果てたバブル世代。モンスターペアレンツ元年の我々。ポロシャツの襟立ててる場合じゃないんですよ。

そしてバブル期の真の戦犯は団塊の世代。高度成長期に乗って大量消費し勢いづいたままバブル期を迎え、金と図々しさで世界中でやりたい放題。金融や不動産、石油王のような立ち振る舞いで、散々食い潰した挙句に吹っ飛ばした。

そしてA級戦犯なのに、微塵も反省しないどころか、今では社会保障を食い潰している。おまけに競争が激しかった世代だから総じてケチですぐ切れる。その高い車や海外旅行に使う金を、孫たちに惜しみなく使いなさいよ。そして保育園や学校がうるさいとかクレームをつける。家電屋の店員やお客様相談窓口で、理不尽な正論で絡んでるのも大方が連中だ。

でもって連中は、俺たちが今の社会を作ったんだから当然の権利だ、とすぐにキレる。それって金払ったんだからやらせろ、って言ってるのと同じ口上。

団塊世代のDNAを引くジュニア世代は、モンスターペアレンツとして狂暴化して、教員を廃人にする。キラキラネームつけてんじゃねーよ。

20年ほど前に独立して銀行の親睦会に入らされて、親睦会や旅行にも何回か行った。どうにも肌が合わなくて2年ぐらいでバッくれたれたんだけど、自分の人間力が足りなくってダメだったのかと思っていた。話題もそうだし感性のベクトルが合わない。社長婦人たちのご乱交も浅ましい限りで目も当てられない。

今思えば親睦会のほとんどのメンバーは団塊の世代だったんだな。無理。


もうポロシャツの襟を立てたりなんかしません。
バルブ世代の一人として、バスルームより愛をこめて陳謝いたします。

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※ネタですからね。江戸時代や戦国時代のように世代をレッテル付けして遊んだだけです。