物差し 「アリスのままで」
50歳で若年性アルツハイマーを発症し、自身との葛藤や苦悩、そして家族。本当の愛とは。
アリスと自分の年齢、そして家族などの姿がオーバーラップしてしまって、物語として観ることができなかった。自分だったら?夫だったら?親だったら?いま自分が持っている物差しで計ってしまい、またキャスティングや演技、そして脚本がなんというのだろう....浅すぎるんだな。
ラストシーンの台詞。
茫然自失のアリスが意識の最後の一滴のように口にした言葉。
予想通りの甘い球だった。
そうじゃないだろう。
でも数々の映画賞を受賞と謳ってあったはずだ。
あとで見直してわかった。そのほとんどが主演女優のジュリアン・ムーアが受賞したもので、鑑賞中に抱いた違和感がわかった。
マッドマックスを観たほうがどれだけ良かったことか。
※なぜこんなに辛辣な感想になってしまったのか、あとできちんと加筆しようと思う。