Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

漂泊の夜明け

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あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げるとこはできない。

アーネスト ヘミングウェイ


ヘミングウェイは国交もなく物騒な時代のキューバをこよなく愛し続け、心身ともに骨を埋めたともいえるでしょう。

一方では彼はスパイの疑いでずっとFBIの監視下にあったともいい、それによって追い詰められて行ったともいわれています。

ヘミングウェイにとって、創作活動が旅だったのかもしれないし、キューバを愛した人生そのものが旅だったのかもしれませんね。松尾芭蕉が漂泊に生を浮かべたように。

ヘミングウェイは最後はライプル自殺したのが、逃げること、すなわちこの言葉の答えかもしれませんね。