2015-07-06 漂泊の夜明け 旅 日常 あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げるとこはできない。アーネスト ヘミングウェイヘミングウェイは国交もなく物騒な時代のキューバをこよなく愛し続け、心身ともに骨を埋めたともいえるでしょう。一方では彼はスパイの疑いでずっとFBIの監視下にあったともいい、それによって追い詰められて行ったともいわれています。ヘミングウェイにとって、創作活動が旅だったのかもしれないし、キューバを愛した人生そのものが旅だったのかもしれませんね。松尾芭蕉が漂泊に生を浮かべたように。ヘミングウェイは最後はライプル自殺したのが、逃げること、すなわちこの言葉の答えかもしれませんね。