Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

黄金の時

陽の長い夏の夕暮れ。人々は海辺の町の海岸沿いの道路にそぞろに集まってくる。屋台もある。二人だけの世界の恋人たち。海に下りて波と戯れる少年たち。老人たちのコミュニティー。それぞれが思い思いにゆったりとした時間を過ごしている。

20年近く前のこの仕事を始めたころ。帰宅してやっと人心地ついた深夜、NHKではいろいろな国の日々の映像を、1日の疲れを癒すようにゆっくりと流していた。
イタリアの海辺の田舎街。中国の気の遠くなるような僻地の鉄道夫。長江に生を浮かべる人々。モンゴルの遊牧民
そんな中印象に残ったのが、黄金に輝く時に包まれたキューバの夕暮れだった。
ほんのりと甘いモヒートや、革命家の想いもそんな黄金の時にうまれたのかもしれない。

調べてみたらハバナのマレコン通りのようですね。

f:id:pooteen:20140812062036j:plain

憧れのマレコン通りへ。(キューバ http://echigo1978travel.seesaa.net/s/article/388684902.html