Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

2017-01-09から1日間の記事一覧

ジョージ・オーウェル 『象を撃つ』

村上春樹「1Q84」はジョージ・オーウェルの「1984」にタイトルだけでなく、そのエントロピーや哲学も共通している。 「1984」は出版当初から冷戦下の英米で爆発的に売れ、同じ著者の『動物農場』やケストラーの『真昼の暗黒』などとともに反全体主義、反集産…

Ev'ry Time We Say Goodbye

恥ずかしながら、この曲は知らなかった。 ずいぶんと人生を損した気分。 昔の人のラブソングは恐ろしいほど研ぎ澄まされている。 日本で喩えるなら、明治から大正の巨匠の文学作品のよう。平易でシンプルなコンテキストに、永遠の宇宙のような無限の世界が広…