Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

旅の終わりに Still Corners -The Trip

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Still Corners -The Trip

このビデオはまるで遠い少年時代の記憶のようで非日常を感じさせてくれて何回も見ている。

1970年代の8ミリフィルムと思われる映像はアメリカが舞台で、日本人の僕が少年時代の郷愁を感じるのはおかしいのかもしれない。

でもそれは僕が1970年代に少年時代を過ごした沖縄に似た雰囲気を感じるからだろう。1972年にアメリカから返還されたばかりの沖縄はアメリカ文化が色濃く存在していて、沖縄独特の白っぽいアスファルトと海風に曝された風土は、このミュージックビデオに空気感が似ている。

自分自身というものは、子供時代の体験が化学式のように組み合わさった産物なのであろう。

 

Time has come to go
Pack your bags, hit the open road
Our hearts just won't die
It's the trip keeps us alive

So many miles 

So many miles 

So many miles 

So many miles
Away

They're following some dance of light
Tearing into the night
Watching you fall asleep
The sweetest dove in the dream

So many miles 

So many miles 

So many miles 

So many miles

away

 

Still Corners

ロンドンのバンドで、ささやくようなヴォーカルとサイケデリックでシネマのようなサウンドは、エンニオ・モリコーネのようでもあり、ドリームポップと称されているらしい。

ドリームポップ、たしかにそうかもしれない。

So many miles Away・・・というのが実に良い