職業 「長嶋茂雄」 座右の銘 「打つべき時に打て」
スーパースター長島茂雄さん伝説。
あらためて振り返ってみると、ぶっ飛んだ人だったんですね。
- 今年のスズメ軍団は恐ろしいですよ
- 「耳からタコが出る」
- 「スモウに負けて試合に勝った、ということでしょうか」
- 「奇麗事なんて、そんなのお子様ランチですよ」
- バッティング指導「来た球を打て!」→掛布(敵チーム阪神の選手)は見事にスランプ脱出
- 「好きな四文字熟語を」と渡された色紙に「長嶋茂雄」と書いた。
脳のひらめきをそのまま言葉にした結果は、ウィットの利いた見事なジョークでもある。バッティング指導についてはプレイヤー同士はそんな感じで伝わると思うよ。モーターバイクレーシングのラップタイムでも、ロジカルなデータやライディング理論より、身振り手振りと擬音や、ちょっとした言葉がタイムを削ることがある。もちろん最後の最後にタイムを削る時は、重箱の隅を突くようなロジカルなデータを詰めていくことになるのだけど。
この話は聞いたことがある。そして長島さんが発達障害だったとしたら僕もそうだ。合致するところがたくさんある。具志堅用高さんもそう。
- 麻雀はとても弱く、300万円負けたらしい
特にこのエピソードはそう。麻雀の役(上がりの形)をどんどん組み替えたり、また将棋や囲碁的などの戦略的思考が子供のころからからっきしダメで、いいカモにされっぱなし。かといってアホな子だったかというと、中学の時の中部統一テストで、つまり愛知県で60番台を獲ったことがあるから、そうでもないだろう。でもムラはすごかった。だって勉強しても30分と続かない。いくら頑張っても、どんなに環境を変えても無理だった。
でもモノ造り、つまり創造的な事や読書は寝食を惜しんで集中できたし、今じゃ絶対出来ないような良い物が作れた。漢字先生と呼ばれ漢字王(これは読書のおかげ)、半田先生と呼ばれ半田つけの見事なこと。他モノ造り全般。
そんなだからクレペリン検査は雑念が入りまくりもう滅茶苦茶。大人になって公務員試験の最終面接の日にクレペリン検査があって、こんなん意味あんのかよ!って思ったけど落ちたから、ひょっとしたら。
そんなことを思い出しながら、頭打って何回も星を見たことあるし、面白そうだから、オンラインの発達障害自己テストをやってみた。もう質問内容で結果が見えちゃったけど、大人用と子供用を(少年期を思い出しながら)4診断くらいやったら見事にビンゴ。
ひょっとしたら、ただの怠け者病なのかもしれないけど。
でもそんなことはどうでもいい。
競技の世界だと上の方に行くとそんな人ばかりで、社会でもスーパープレーヤーはそんな人ばかり。足りない部分は秘書かマネージャーが管理すればいい。
いつも言ってるけど、与えられたカードが不公平だと思ったら負け。乗り越えるかうまく付き合っていくしかない。
つまり長島さんのように「打つべきときに、打つべき球を打つ」のだ。
そして長島さんはアメリカに行って月を見たときはこういったそうだ。
「アメリカの月はでかいんだなあ・・・」
ミスター・ヴェルレーヌですか、ってぐらい詩的ですらある。