Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

叫び

rikoriko.hatenablog.com

 

僕は絵画の技巧的な事は分からない。

でも描いた人そのものになるのは分かる。心の叫びのような絵画にはハッとする。

 

食えなかったり、己の才能への疑問から挫折してしまったりして、腐っている人の絵画はいくら技巧が優れていても、画が死んでしまっている。

 

これは芸術だけではない。モーターバイクレーシングでもそう。

もうそのライダーの立ち姿や身のこなし、そしてバイクにまたがった瞬間にはほぼ分かってしまう。本物かどうか。だから死の影を感じるライダーは怖い。止める事はできないから祈るしかない。最初から気持ちが負けているのもすぐ分かる。これは止めるのも簡単だ。

 

RIKORIKOさんの画はまさにハッとした。初見はグロテスクな思春期の自我や主張のような印象だったけど、何かひとつひとつの点や線にすごい力を感じる。惹きつけられた。私は絶対に負けない、そんな生命力のようなもの。

 

僕の娘は小さいころから色彩的なものの表現にハッとすることがあった。技術的なこと、デッサンとかは並レベルなのかな。

 

娘の高校の卒業時の画。これには心底ビックリした。

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