心のたび 木津 笠置
YAMAHA TZ250 1991モデル
レース専用マシン。いうなれば冒険の扉のようなもの。扉を開けるのは自分自身。究極の非日常を味わうことができる。
豊橋-鈴鹿は幾度となく通った道で、昔は高速のアクセスが悪くほとんど下道で通っていた。いまでは年に1回か2回。鈴鹿へのルートはいろんなことを思い出す。18の時のようなワクワクする気持ちはないけど心は震える。
おれはそっちに行くのではない。
案の定今回も通り過ぎて津に入ったとこから、名阪国道の関ICを目指す。遠回りになったがなかなか興味深いルートで、味わい深かった。次も使おう。多分忘れてるけど。
R25名阪国道をしばらく進む。国内旅行全盛期つまりモータリゼーションのに乗っかった巨大ドライブインがポイント毎にある。昭和の箱物文化はさすがに淘汰されつつあり、強大な廃墟となったことがある。実は何回も通ったルートだが一度も寄ったことがない。アベレージを稼ぐ区間だじ景色もつまんないから一気に通りすぎるだけ。
伊賀上野市手前から北にR163が派生してくる。それが伊賀上野と京都府木津市を経由して生駒へ入る。このR163というのが旧街道筋で、地勢、景色が変化に富みなかなか情緒溢れるルートで、狭くてカーブの多いルートだが飽きさせず走っていて楽しい。
R25名阪国道からR163へはどこで合流するかいつも悩む。殺伐とした名阪国道は嫌いなので早めにR163へ合流したいところだが、伊賀上野手前で合流すると市街地で渋滞することもありアベレージが落ちすぎる。
今回はここ。R163へは一番アクセスがよい。
伊賀上野城に惹かれながらいつもスルー。今度こそ寄ろうと思うのだが。
本来は伊賀上野の先の名阪国道の大内インターでR163へ出るのが一番効率が良い。そこまでアベレージを稼げるし市街地もクリアできる。名阪国道からR163のミニストップのとこまでは距離はあるけど、時間的にはかなり早い。
R163は山をいくつか越えた後に木津川沿いの風光明媚な通りになる。沈下橋が2本と、絡みながら走るローカル線の独特な高架駅や、旧くて凝った意匠のトラス橋が何本かあり、じわじわくる。
でも今回はブルーだった。
また後日続き書く