Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

夏目漱石さんは I love you を月が綺麗ですねと訳しました。今宵の月は格別に綺麗ですね。

女性をモノ扱いするヤリチンの部屋には村上春樹の本が置いてある不思議
 
ヤリチン…なんとも品のない言葉。
なんだかヤリマンの対義語として、怨念入ってる感じですね。村上春樹さんとヤリチンの生態を引っ掛けるのも、なかなかの煽りです。
 
ここでヤリチンとされているのは、正に取っ替え引っ替え乾くまもない、中毒とか依存型ですね。ビョーキです。
そんな人いますね。
 
僕のイメージするヤリチンは異なっていて、ライフワークとして常に「釣った魚にもちゃんと餌をあげる型セフレ」がいる人でしょうか。
 
ヤリチンの定義
ググってみた。
 
堂々のグーグル検索第1位
ヤリチンが人生の岐路に立って自らの半生を振り返り、本当に大切な物に気づく話
 
ひとりの男として育っていくとても良い話。ヤリチンではないです。
 
第2位
女性をモノ扱いするヤリチンの部屋には村上春樹の本が置いてある不思議
 
本題のヤリチンと村上春樹の話でした。
かなりどーでもよくなってきた。
 
第3位
ヤリチン男の特徴と見分け方
 
ヤリチン男の特徴
チャラいとか、飽き性とか、八方美人だとか、まあそうだろう。でもそれはあくまでも二次的な要素のような気もする。
 
即レスするのもヤリチンの特徴のひとつとありました。
まて、仕事のできる男は即レスが基本というのが世の中の鉄則ではないか。
つまりヤリチンと仕事のできる男は親和性が高いのか。あるかも。でもヤリチンは飽き性でテキトーだから仕事は出来ないのも特徴らしい。矛盾してるぞ。
 
でも即レスは人して基本。
当たり障りなく即レスして、後できちんとフォローします。そして即レスマンが、時には既読スルーを意図的に使うのも効果的ですね。
 
お世話になっている、もう50代後半の先輩。
僕の定義するヤリチンはこの人なんでしょうか。
一見普通で写真とかでは平凡なんですが、実際はやり手の銀行マン風で、眼光鋭くて堂々としています。
 
知りあったのは先輩が30くらいの頃で、上述のヤリチンの特徴とはほとんどマッチしません。暮らしぶりは実に普通です。
 
人柄としては堂々としているのと、トークがやはり抜群にうまい。声の質やトーンも良いし、話の内容も飽きさせず面白いのです。
へんに機知的で嫌味だったり、威圧的でも、へり下ってもいない、フラットなトークスタイル。モテるのはわかります。
 
 
エースパイロットや狩人がどんどんとスコアを伸ばすように、積み重ねた経験が圧倒的にモノを言う世界。先輩もこの年でも愛人かキチンとしたセフレ(これは同義かも)がいます。しかも中々の良い女ばかり。先輩は恋愛ゲームとか言ったりしてるけど、別れたらちょっと落ち込んでみたりと、それなりに真面目にやっています。
 
先輩には一時期セックス依存症に近い愛人がいたことがあります。その既婚の愛人は自分でもそれは分かっていて、結婚前はヤリチンどもにウンザリしていました。厚生するつもりで、浮気なんかしそうもない堅物な男と結婚しました。ところが全く抱いてくれなくて…
 
そこに現われたのが狩人の先輩でした。
 
先輩のマンションに用事があってお邪魔した時のこと。
先輩と愛人と僕の3人。先輩がなぜかブラインドを閉めて出て行きました。何かカチンコの音がしたような気がしましたね。愛人と僕の2人きり。
 
モテるでしょ貴方
いや全然んすよ
わたしは食べられるより食べたいの
 
((((;゚Д゚)))))))
 
I have no choice
 
何この痴女モノAV展開。
 
食われました。でもビビりだし、先輩がこっそり見てる、そーいうプレイは少し僕にはハードルが高すぎましたよ!
 
先輩は最近失恋して落ち込んでいます。
愛人に捨てられたともいいます。
 
でも立ち直るのは時間の問題でしょう。
ドイツ空軍のエースパイロットは何度落とされて傷を負っても、傷が癒えると再び飛び立ってスコアを伸ばしたように。
 
僕のイメージするヤリチンはそんな人かな。