Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

マスプロダクトな味

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豊橋で一番大きなラーメン屋じゃないかな。豊橋発祥の飲食全国チェーン店。

ひょとしたらかなり前に行った事があるかもしれない。でも憶えていないから初ということで。
 
入店するとマニュアル通りなのが丸分かりの絶叫系接客。もう条件反射で声が出ている。なんというか機械的な体育会系。
 
席に案内される。
どうやらいきなりまずいカードを引いたようだ。
メニューの上にラー油だか高菜がアーティスティックにベットリついている。
言い方を変えると、メニューに鳥糞みたいにラー油だか高菜がついていた時の気持ちがわかるかい?
それを店員に目配せアピールするが伝わらず。テーブルも前のお客のマーキングがそのまま。
 
BGMがなんていうの?深夜アニメのテーマソングみたいなのが延々と。そういう有線なのかな。

ラーメンもそんなのが出てくるのかと心配になる。
 
お店は空いているのに、店員さんなんだか右往左往している。もっと堂々と仕事しないと、お客さんは心配になりますよ。
 
また動きがおぼつかない東南アジア系の女性店員への当たりがキツい。
 
オープンキッチンなんだから。怒鳴り散らしてたのがお客さんの前に来て、いきなりペコペコされても、いやな気持ちをリセットできないよ。
 
はい
トンコツ醤油黒焦がしなんとかー
 
色彩は鮮やか。でも全体に小振りである。器から半熟煮玉子まで。95%のミニチュアモデルみたいだ。マスプロダクト的。
 
味は悪くないがバンチがない。主張がないというか、あえて言及は避けるが、アベノミクスのような味だ。みんなが潤う(幸せに)ようなふりして、実は胴元しか潤わないような。
 
でもほぼ予想通り。
乾燥ニンニクフレークを入れる。だが邪魔なチアリーダーが加わっただけだ。
そうだろう。
オリジナルラー油をレンゲの中のスープでティスティング
いける。
ピリ辛ラー油は、ナポレオンとヒトラーをも葬り去った冬将軍なみの支配力があるのは想定済み。
 
完食
 
しばらくすると、毛穴からラーメン汗が吹き出すような後味が来たのも想定内。身体にはとても悪そうである。
 
でも、ポンポンペインは予想できなかった。
 
ごちそうさまでした、