2014-03-14 夜の底 少年 酷く疲れていた目が覚めた時重力が倍になったように身体が重かった視力を失ったかのように真っ暗闇だった長い夢は思い出せない気分は最悪だ身体は覚醒しているようだ夜間飛行の彷徨いの末燃料が尽きた砂漠に不時着し意識を取り戻した時こんな気分なんだろうかそれとも木星に不時着したヴォイジャー号の船内にいるのだろうか タイムパラドックスの解決方法 それは深く考えない事よ ジェインウェイ船長は言った 少しずつ活力が湧いてきた夜明けには間に合いそうだ