Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

プライド

 中途半端なプライドほど生きて行く上での障壁になる。数年前それに気が付いてからグッと気分が楽になった。それは決して逃げたり自暴自棄になるわけではない。障壁と表現したようにプライドはまさに壁そのもの。
 
 心の壁に腰掛けて外敵へ石を投げつけ威嚇したり怯えたりしているわけで、イーグルスの「デスペラード」にはそんな歌詞がある。「ねえ君いつまでフェンスに腰掛けて、突っ張って生きていくんだい?」そのフェンスというのは様々な意味の暗喩であるといわれておりプライドともとれる。プライドやら自己陶酔の壁に囚われた者みたいな意味。

 ふっと息を抜くように中途半端なプライドという壁を崩してからすいぶんと楽になった。怒らず焦らず笑い、決して考える事や頑張る事を放棄するわけではなく泥臭く生きていく。多くは組織や縄張りの中で生きているわけで、小さな閉ざされた世界でのプライドのぶつかり合い 。不毛でしかない。
 でも逃げるのではない。眼を開き価値観を広く持ち偏狭な世界にしなように自分に正直に、そしてしぶとく生きていきたい。そう思う。

Desperado, why don't you come to your senses?
You been out ridin' fences for so long now
Oh, you're a hard one
I know that you got your reasons
These things that are pleasin' you
Can hurt you somehow
デスペラード、目を覚ましたらどうだい
もう長い間フェンスの上に腰掛けてるね
頑固者だね君は
自分なりの理由があるのはわかるけど
君が楽しいと思っていることが
本当は君自身を傷つけているんだよ

Don't you draw the queen of diamonds, boy
She'll beat you if she's able
You know the queen of hearts is always your best bet
ダイヤのクイーンを引くだなんて
場合によっては君は負けちゃうんだよ
ハートのクイーンが一番いい手なのを知っているくせに

Now it seems to me, some fine things
Have been laid upon your table
But you only want the ones that you can't get
ボクにはいいカードと思うのが
テーブルに並んでいるのに
君は手に入らないようなものしか狙わないんだね

Desperado, oh, you ain't gettin' no younger
Your pain and your hunger, they're drivin' you home
And freedom, oh freedom well, that's just some people talkin'
You're prisoner walking through this world all alone
デスペラード、君はもう若くないんだぜ
節々が痛くなって腹が減ると家に帰るんだね
そして自由になりたいからだって。そう、そう言う人間もいるけどね
君はこの世を一人ぼっちで歩いている囚人さ

Don't your feet get cold in the winter time?
The sky won't snow and the sun won't shine
It's hard to tell the night time from the day
You're losin' all your highs and lows
Ain't it funny how the feeling goes away?
冬になると足が冷えるだろ?
雪も降らないし太陽も輝かない
夜も昼も区別がつかなくなっている
気持ちの高ぶりも落ち込みもなくなっている
感情がなくなるっておかしなことじゃないか

Desperado, why don't you come to your senses?
Come down from your fences, open the gate
It may be rainin', but there's a rainbow above you
You better let somebody love you, before it's too late
デスペラード、目を覚ましたらどうなんだい
さあ、フェンスから降りてゲートを開けなよ
雨が降っているかもしれないけど虹だって頭の上にある
誰かが君を愛してくれるようにしなよ、遅くならないうちに

リンダ・ロンシュタットの歌う「女性バージョン」
困ったひと…
どうして、気がつかないの?
ずっと、どっちつかずのままね
あなたの頑固さは相変わらず
あなたなりの理由があるのはわかっているつもり
今、こうして2人、楽しいことでさえ、
悲しみになることもあるっていいたいのでしょう?

あの人を愛してはダメよ
傷つくのはあなたの方なのだから
私のことを心に留めていて

こうしてずっと目の前にいるのに

あなたはあの人のことばかり

困ったひと…、若い時分は過ぎているのよ
心が傷ついて、「何か」足りないという思いから
安心したいとあせっている
自由、そう、「自由」なんて言葉を
決まりきったようにあなたも口にするけれど
囚われた心を抱えて一人きりで生きている

ひとりで眠っていて冬には足が冷たくないの?
冬のような冷え切った心では、真っ暗で、希望の光も見えない
そんなことでは生きているのか実感がなくなってしまうわ
この頃では、人に心の表情を見せぬようになって
自分の心が埋もれていくさまを楽しんでいるの?

困った人ね
気がついて
高みの見物を決め込むのはもう止めて
心をひらいて
いいことばかりというわけにはいかないかもしれないけど
希望という虹がきっとあなたにも見える
好きになってもいいでしょう?
今ならまだ

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