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Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

「騎士団長殺し」第一部 顕れるイデア編 村上春樹 発売

『1Q84』から7年――、待ちかねた書き下ろし本格長編その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはず…

火星の井戸の中の断食芸人

www.afpbb.com 「Dislike」ボタンとは。 虚構新聞かと思いましたよ。 それじゃあんまりだと思う反面、フェイスブックも閉塞感から来るユーザー離れで、転換期にきているのですね。 フェイスブック創業者の雑貨屋バーグ(すまん一度言ってみたかった)さんは…

SEKAI NO OWARIとハードボイルドワンダーランド

たまたま聞いた年末のFM番組に「世界の終わり」というバンドが出てきた。 セカイノオワリだって? それじゃ「世界の終わりとワンダーバンド」になっちゃうよ! 1985年に刊行された村上春樹さんの小説を思い出した。 「世界の終わりとハードボイルドワンダー…

閻連科さんのお話

中国の著名作家、村上春樹を絶賛「超越した尊敬の念」 ※AERA 2012年10月15日号より 村上春樹さんが朝日新聞に寄せた東アジアの領土問題をめぐるエッセーが、中国語に訳され、中国で共感を呼んでいる。エッセーを読んだ中国の著名作家・閻連科(イエンリィエ…

時には安酒に溺れる日があっても 2012年9月29日

村上春樹さんの比喩はいつも見事で感心します。フリーでは閲覧できなくなったのですが、公共性の高い文章なので転載しました。 以下、朝日新聞デジタルより 村上春樹さん寄稿 領土巡る熱狂「安酒の酔いに似てる」 http://www.asahi.com/culture/update/0928/…

貧乏な叔母さんの一節

「頭の上に盆を載せたまま空を見ることはできないのよ。あなたが言っているのはそういうこと」 [盆を戴きて天を望む] 同時に二つのことを成し得ないことのたとえ。 盆を頭に載せると天が見えず、天を見ようとすれば盆を頭に上に載せることはできないことから…

神童だと勘違いしていた河童の話

幼稚園の頃ウサギ小屋の写生会とかあるよね。僕のウサギの絵がすごく良いよと先生が褒めていると、母親が教えてくれたことがある。嬉しかったけど何だか意味が分からなかった。そしてその後教室の裏に貼り出されいる皆の絵を見て愕然とした。僕の絵だけ正面…

踊る小人 村上春樹

夢の中で小人が出てきて、僕に踊りませんかと言った。 それが夢だという事はちゃんとわかっていたのだけれど 「あの子をモノにしたかったら、僕をあんたの体中に入れると良い。あんたの踊りにあの子は夢中さ」 風や光や匂いや影や、あらゆるものが集まって、…

非現実的な夢想家

平易な文章で核心を突いた、まさに氏ならではのスピーチだと思いました。【バルセロナ共同】9日のスペインのカタルーニャ国際賞授賞式で配布された作家村上春樹さんの受賞スピーチの原稿全文は次の通り。(原文のまま) 「非現実的な夢想家として」 http://…