Toujours beaucoup

いつまでもたくさん

日常

仮想錬金術

仮想通貨は現在の錬金術なのでしょうか。 大戦時に日本軍が、統治国の傀儡政権で通貨を発行して刷りまくって(もちろん当該国の経済は滅茶苦茶になります)、円に化けさせて莫大な戦費を作り出していました。 ところが中国での戦争が泥沼化し、四面楚歌で日…

きぶんよし ちょうしよし すべてよし

オレンジ色のマツダデミオは少々愛が足りない感じだった。肌荒れもひどく汚い靴を履いている。つまりボンネットは色あせ気味で糞みたいなタイヤを履いていた。オドメーターを確認すると6万キロオ―バーで、オーナーである知り合いとの人生にもそろそろ疲れて…

三番目の星

今週のお題「年内にやっておきたいこと」 今年は忘年会を全て辞退する。いやした。 言い訳するのはめんどーだから正直に言った。 「仕事、家族とかプレッシャーきつくて、とてもそんな気分にならないんです。ごめんなさい」 お調子モンだからいつも全力で飲…

ファミレスの妖精

禁煙席のみとなりますのでお煙草をお吸いになる方は… 案内してくれた小柄なウェイトレスは、何かオーラを消しているのに気がついた。フランチャイズ系ファミレスにありがちなオーバーテンションもなく、精度の高い適切な対応で案内してくれた。 雰囲気を消し…

オフィス街の古い井戸

以前から気になっていた老舗の飲み屋がありました。オフィス街の裏通りのビルの狭間にひっそりと隠れるような町家建築で、敷居が高そうです。手の届かない小町のように、身分不相応で憧れのままで終わるかと思っていたら、偶然にも先輩に誘われてそこへ行く…

忠実で思慮深い奴隷たち

gudachan.hatenablog.com ボンダイさん。 論理の組み立て方や言葉の強さが、硬質な世界観の小説家の丸山健二さんと同じ響きがします。 参考までに丸山健二さんのツィート 丸山健二 (@maruyamakenji) on Twitter ボンダイさんはこのエントリーで「情報奴隷」…

ありがとう戸田奈津子さん

rs-hmgsr.hatenablog.com 私はいろいろな勉強法を試し、最終的に数ヶ月間だけ海外で、外国人だけの環境で仕事をした。その経験から感じた英語学習に対する結論がある。 それは、英語を上達するためには「実践で使い続けるしかない」ということだ。実践とは、…

惑星B612の井戸

自己啓発や新人研修などのセミナー講師とか、意識高い系営業さんでやたらオーバーアクションの人っていますよね。表情やゼスチャーがもうまるで、TEDのスピーカーかアメリカンなTV画面の向こうの人みたいに。 問いかけるとこんな顔で返してくる。 「何だい?…

強く正しく生きる、それは一見バカみたいに見えるかもしれない。

去年の甲子園でのニュース 甲子園マネージャーの「おにぎり2万個」は社会問題!?ネットで炎上発生 - NAVER まとめmatome.naver.jp 批評的な人々は世相に乗っかって一見正論を展開しているけど、なんだか物事の上っ面だけしか見ようとしない、足の届く海でバ…

漂泊の夜明け

あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げるとこはできない。アーネスト ヘミングウェイヘミングウェイは国交もなく物騒な時代のキューバをこよなく愛し続け、心身ともに骨を埋めたともいえるでしょう。一方では彼はスパイの疑いでずっとFBIの監視下にあっ…

10分で理解する I love you

夏目漱石は、"I love you"を「月がきれいですね」と訳した。イタリアンマンマはこう言う。「人生は短い。ダイエットしている時間なんかない」 大鶴義丹さんはこう言った。「男のロマンスは有料である」そしてスタンダールは「恋が生まれるにはほんの少しの希…

深夜の彷徨

何回か寒の戻りを繰り返すうちに気がつくと完全の春の萌しになり、ふっと風の向きが変わるように、女性の匂いが変わる瞬間がある。 ああ、心を開いてくれた、気を許してくれたんだな、と感じる。 同時にそれは責任を持つことでもある。 でも、もう二度とそん…

男子たるもの

どんなにピンチでもユーモアを忘れてはいけない。 絞首台で最期のタバコをすすめられてもこうありたい。 「健康に悪いからやめておく」

深夜の決闘「吉野家編」

「ひとりすき焼き」を具体化した吉野家の功績はすごいと思う。その他の一連のひとり鍋シリーズも含めて。 深夜の吉野家で、魂の補給をするように、粛々とひとり鍋を食べる男たち。「すき屋とは違うのだよ」そんなセリフが似合いそうな男達。 先日のやはり深…